千葉県にある「芝山鉄道」へ電車大好きな息子と行ってきました。
芝山鉄道は、わずか2.2㎞しかない日本一短い鉄道としてSNSでも取り上げられるほど有名なスポットです。
今回は、そんな芝山鉄道へ行ってきた様子と、日本一短い鉄道の魅力をお伝えしたいと思います。
芝山鉄道ってどんな路線なの?
芝山鉄道は、東成田駅〜芝山千代田駅の一駅間を走るわずか2.2kmの路線。
乗車時間はたった3分で終点に着くことから
「日本一短い鉄道」と言われています
でも、こんなに短い路線を作る必要があったのか?
その理由は、成田空港の建設によって東西に分断されてしまう地域(芝山町)の住民に対しての補償として建設されたようです。
そんな芝山鉄道は、単に短い鉄道なだけでなく
- 時が止まったような駅
- ホームから飛行機を眺められる駅
などもあり子供も楽しめるスポットにもなっています。
息子と芝山鉄道に乗ってきた様子
では、実際に息子と芝山鉄道に乗ってきてた様子をお伝えしていきたいと思います。
京成成田駅から出発
芝山鉄道の始発駅である東成田駅に行くためには、京成成田駅から芝山千代田行きに乗る必要があります。
ということは、実際には京成成田駅が始発駅になるのでは??
ともあれ、ホームで待つことを30分。
芝山千代田行きの京成電鉄の車両がやってきました。
これで廃線にならないのが不思議なくらい。
でも、子連れの場合はこのくらい空いていたほうが気兼ねなく楽しめるので有難いですね。
そして、数分で東成田駅に到着しました。
全く人がいない?時が止まったような東成田駅
東成田駅に降りた途端に感じたのは、暗くひっそりしていて、どこか埃っぽい匂い。
ホームの反対側を見てみると、今は使われていないホームが暗闇の中にひっそりとしています。
この駅は、1978年に「成田空港駅」として開業しましたが、1991年に現在の成田空港駅ができたため東成田駅に変更。いまだに当時のまんまホームが残されているようです。
まるで、時がとまってしまったような異様な雰囲気が漂っていました。
階段を上り改札に向かってみると、通路の壁紙が剥がれたっまだったりと異様な雰囲気を助長しています。
こんな言い方をして失礼だとは思いますが、まるで廃墟のようですね。
とりあえず改札を出てみると、駅員さんがいたのでホッとしました笑
お決まりのように「電車カードください」と息子が尋ねると、なんとスカイライナーの電車カードをGET。
次の電車が来るまで時間があるので構内を探検。すると…「空港第2駅ビルへの連絡口」と書かれた通路がありました。
一度入ったら出れないんじゃないかと思うくらい、どこまでも真っ直ぐ続く奇妙な通路。
息子に行ってみる?と聞くと「行く」と2つ返事
でもね、進んでも進んでも誰にも会わないんですよ。
唯一すれ違ったのは警察の方のみ。所々にある防犯カメラが怖さを引き立たせてくれます。
約10分以上歩くと、成田空港第2・3ターミナルに到着。
東成田駅とは違って旅行客でいっぱいでなんだか安心しました。
東成田駅が成田空港駅だった頃から使われていた地下道が今でも残っているんですね。
ただ、あの通路をまた歩くのかと思うと足取りが重くなりましたが、無事に東成田駅へ。
東成田駅は時が止まったようなどこか寂しさのある駅でした。
ホームから飛行機が見える!!芝山千代田駅
インパクトが大きかった東成田駅を後にし芝山千代田駅へ出発。
薄暗い地下を抜けると、一気に明るくなり成田空港の滑走路が見えてきました。
約3分ほどで終点の芝山千代田駅に到着。
東成田に比べると芝山千代田は至って普通の駅です。
ホームの先端まで行ってみると、遠目ではありますが空港内に停車している飛行機がたくさん見えます。
しばらく駅のホームから空港を眺め、飛び立つ飛行機を撮影したりと息子は楽しんでいました。
その後、構内を散策してみますがとくに何もなし。
改札を出ようとすると、なんとSuicaが使えない笑
しかも、窓口で清算すると220円。
一駅だけなのに運賃高くない?
そう思っていると、駅員さんが息子に「乗車記念証」をくれました。
駅前のロータリーに出てみるも何もないので記念に駅舎を撮影して、京成成田駅まで戻りました。
飛行機を見ながら楽しめる温泉があったことを帰ってから知ることに…
芝山鉄道の公式サイトに、芝山千代田駅周辺のガイドマップが掲載されているので参考にしてみてください。
まとめ
芝山鉄道は、たった2.2kmの路線図ですが
- 成田空港の歴史を感じることができる東成田駅
- 飛行機が行き交う様子が楽しめる芝山千代田駅
など魅力のあるスポットでした。
正直、飛行機以外に子供が楽しめるかな?と思いましたが、息子はどちらかと言うと東成田駅の方が印象深いみたいです。
ぜひ、お子さんと日本一短い鉄道に行ってみてはいかがですか?